高林の杉玉
杉玉ができるまで
杉玉の特徴の一つは、作り立ての青々とした鮮やかな色です。ところがこの青さは時間の経過とともに茶色に移り変わっていきます。
鮮やかな色の状態でお客様に届けるために、杉玉の作り置きはできません。高林では注文が入るたびに母屋の目の前に拡がる所有林から杉の葉を採取し使用しています。
採ってきた杉の葉から、使用できる部分を選り分けます。したがって、小さいものでも軽トラック半分、大きなもので3杯程の杉の葉を使用します。
選り分けた葉を用い、高林独自の作り方で球状に組み込んでいきます。
この手法により、時間が経過しても型崩れしにくい杉玉に作り上げることができるのが大きな特徴です。
その後、剪定ばさみを使って丁寧に刈り込んで形を整えます。
基本的には刈り込んだその日または翌日に梱包し発送します。輸送中に形が崩れないように段ボールの中で浮いた状態で梱包します。
小さいものなら発送日の翌日、大きなものなら土日を除く4営業日程度でお客様のもとへお届けします。