5月29日日曜日に東京・浜松町にある名酒センターさんで、杉玉ワークショップを開催しました。
今回の企画は、名酒センターが主宰する“武者英三の日本酒塾”を卒業し、同塾の有資格者で構成される「酒徒名人会」との合同企画として実現されました。
都内でのワークショップでは限られた時間とスペースなので杉玉は作れませんが、テーブルにも置ける小さな杉玉風の置き物を作ります(杉の盆栽ということで今のところ“すぎぼん”と呼んでいます)。
毎回のことですが、都会の暮らしと田舎のつながりを考えるきっかけになればと、杉玉のことや日本の林業や森林の話もさせていただきました。もちろん美味しいお酒をいただきながら、です。
今回参加された13人の方は普段から日本酒を嗜まれている方ばかり。さぞお酒もすすむだろうと思っていたのですが、作業に集中されてお酒はそっちのけ。そんな甲斐もあってかみなさんの杉盆がどれも綺麗で可愛らしく仕上がりました。
その後は、杉盆を眺めながらゆっくりとお酒を楽しんだのは言うまでもありませんが・・・。
参加された方から「山の話が聞けたのが良かった」という感想をいただきました。杉玉をつくるのも、ワークショップをやるのも確かに商売ですが、「山林をもっと活用して、豊かな日本を残したい」という思いが根底にあります。それが少しでも届いたことがとても嬉しく思いました。
今後もいろいろな方々とのご縁を楽しみにしながら、美味しい日本酒が今後もいただける日本であるために、地道な活動と商売を続けていきたいと思います。
▼名酒センター、武者英三の日本酒塾、酒徒名人会
・東京都港区浜松町2-3-29 磯山第二ビル 1階 03-5405-4441
・月~金 11時~21時半、土(第1・第2・第3・第5)日曜日15時~20時
・定休日 第4土曜日、祝日
・http://nihonshu.com/