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どの町にもあるように、女性に人気の街・自由が丘にもお酒とおしゃべりで朝まで時間を過ごすことができる一角がありました。
そのエリアにある、思わず足を踏み入れるのを躊躇してしまうような小さな飲み屋が集まったビルに、2016年5月に「ナンリ亭」がオープンされ、高林の杉玉を納めさせていただきました。
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自由が丘と言うと、カフェやレストランなど若い女性が好むお店が多い街ですが、ナンリ亭があるこの一角は数人で満席になるような酒場やスナックが軒を連ねるオトナ地帯。どのお店も入口の扉を開けるのが重たく、お酒の嗜みを知ったお客さんが通います。
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ところがこちらのナンリ亭、その重い扉を開けて入ってしまえば、まるで自分だけの秘密の場所を見つけたようなワクワク感と安心感に包まれます。
焼酎と日本酒、そして2件目にちょうどいいおつまみがいただけるカウンターメインの店内。
おススメのお酒を傾けながら、ぜひ食したいのが実は「たこ焼き」。
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これは店主の南里康次郎さんが修行された博多のお店のメニューとのこと。専門店同様の器具で生地を作り、ガスバーナーに備えられた専用のたこ焼き鉄板でくるくると回して作られるたこ焼きは食べ応え充分のアツアツ。もはや専門店以上のクオリティです。
お腹はいっぱいだけど〆に何かつまみたい、でもラーメンや乾きモノでは物足りたい…そんな酒飲みの都合にぴったり合わせてくれる一品です。
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こんなところでまさか本物のたこ焼きが食べられるという驚きと、その温かな美味しさを作りだす南里さんの人柄に、〆のつもりがまた飲みたくなるのは間違いありません。
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お酒、たこ焼き、そしてもう一つの個人的なお楽しみポイントが店内のBGM。
それはぜひ実際に足を運んで確かめていただきたいと思います。
“行きにくい、入りづらいほど心地いい”
そんなお店がナンリ亭です。ぜひその重い扉を開けてみてください。
▼ナンリ亭
・東京都目黒区自由ヶ丘2-14-20不二ビル2階-B
・営業時間 18:00~翌4:00 不定休
・電話 03-5726-8419
・www.nanritei.com
・facebookページ https://www.facebook.com/nanrl.tei
●写真 カメラマン山野浩司 http://yamanokoji.com