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去る5月16日、東京・品川プリンスホテルで「2016長野の酒メッセin東京」が開催されました。
これは長野県酒造組合が主催し、信州のお酒を存分に堪能できるイベントとして大阪と東京で年に1回ずつ開かれています。
高林の杉玉を納めさせていただいている湯川酒造店さんも出展されるということで、ブースを彩る装飾として小さな杉玉をお持ちしました。
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今年の東京会場には61の蔵が出展し、来場者はなんと2000人以上。大変な賑わいとなりました。
14時からは飲食店や業者さん向けに、17時からは一般のお客さんにも開放され、午後8時までの間、どの蔵のブースも休む間もなく、差しだされるお猪口にお酒を注ぎ続けます。
平日に開催されたイベントということもあって、お客さんも酒販店や飲食店の方などが多く、飲み手もプロ。ワインのテイスティング同様、香りを嗅ぎ、少量の酒を舌全体で味わい、ペッと吐いては、次のお酒へ。入場時に配布された出品リストにその特徴をメモする方も多く見られました。
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今回、湯川酒造店さんのブースは特に人気があったようで、代表銘柄「九郎右衛門」シリーズを求めて多くのお客さんで終始ごった返していました。お酒の味もさることながら、笑顔で丁寧な対応をしてくださる杜氏の湯川慎一さんと代表取締役の尚子さんご夫婦の人柄が多くのファンを惹きつけます。
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味はもとより、作り手と飲み手の心が通ったときに、より美味しくお酒がいただけるような気がしました。
杉玉も誰が作っても見た目は同じようになります。だからこそ「高林の杉玉」と御指名いただけるように、地道に丁寧にお作りしていきたいと思い新たにした一日でした。
▼長野県酒造組合 http://www.nagano-sake.or.jp/
▼湯川酒造店 http://www.sake-kisoji.com/